元Googleエンジニアが設立した『AltSchool』の教育とは

「AltSchool」の創設者兼CEOのMax Ventillaは、今の教育に疑問を持ち、これからの教育を実現したいと考え、2013年にGoogleを辞めました。

 その想いを実現するために、2014年にAltSchoolをスタートするために、3,300 万ドルのベンチャーキャピタル資金を調達を実現して、開校した学校です。

◇どんな学校なのか?

・教育は出来る限り、個人に合わせる事ができれば、更により良い社会になる。

・教師と生徒の数が限りなく同じなら実現可能だが、現実的ではない。

 ⇒テクノロジーの力で、解決する!


 これを実現するために、教師主導の学習から学生中心の学習への変換を可能にする独自の包括的なプラットフォームを構築しました。

 

 開発した技術は、子どもたちがどのようにして、最高の学習ができるようになるかという研究に基づいて作られています。

 このことで、1人1人に合わせた学習サイクルをサポートでき、個人が最大限に成長できるカリキュラムを個々に提供できます。


教育内容をプランニング

カリキュラムの作成とカスタマイズ

独自のユニットを作成して、割り当てを調整します。個人の目標に基づいて各生徒の目標を設定し、学校の他の教師とコンテンツを共有します。


教育システムに参加する

生徒ごとにアクティビティをカスタマイズする

各生徒にパーソナライズされたプレイリストを与えて、毎日の作業を追いかけられるようにします。生徒はCaptureアプリを使用して自分の作品の写真をアップロードします。写真は自動的に追加されます。


教育内容を評価する

有意義なフィードバックを効率的に提供する

学生の課題を受信トレイに直接配信します。学問的および社会的感情的な学習全体の能力を検証します。評価ツールで生徒にフィードバックを提供します。


■自分の位置を理解して共有する

進捗を一目で確認

コンピテンシーベースの学習を追跡し、学生の進捗状況の要約ビューを作成します。進捗状況やスコアブック、定量的な結果など、個人またはグループのビューを参照できます。Streamで保護者とリアルタイムで教育状況を更新して共有できます。


 世界トップクラスの教育者と最先端テクノロジーの融合で、生徒中心の教育を実現することができました。 


 子供の無限大の可能性を、最大限にまで高めるために、個々の状況や能力に合わせた最高峰の教育プログラムは、テクノロジーによる要因が大きいです。

 生徒ひとりに世界トップクラスの先生がマンツーマンで教えられる環境は、相当なコストがかかり、全ての子供に実施することは不可能です。

 テクノロジーの進化が、誰にでも、最適な個別の手法で、最高レベルの教育を提供できるようにしました。

 Google社でトップクラスのエンジニアが、使命感を持ち、リスクを背負って、実現させたことに、この教育システムが出来上がった最大の要因となってます。


◇教育界のリーダーに会える

  学生の可能性を最大限に高めることに触発され、教育チームはトップクラスで経験を数十年積んでいる教育者が、情熱を持って、ビジョンを実現に変える行動をしています。


 Dr.Devin Vodicka (デビン・ヴォッカ博士)

 「今こそ、未来のためのより良い教育システムを想像する時です。」

 国内で最も革新的な教育指導者の一人としてアメリカで認識されています。彼は、カリフォルニア州の3年の監督(2016年AASA、2015年のACSA、2015年のペパーダイン)、革新的なディレクター(2014 Classroom of the Future Foundation)、および9回のホワイトハウス賞を受賞している、アメリカトップクラスの教育者です。


 Dr.Katie Martin(ケイティ・マーティン博士)

「子供たちに課題を完了するように言うと、コンプライアンスが中心の世界となりますが、子供たちが世界に影響を与える方法を探求し、学ぶことができるようになると、イノベーターを刺激します。」

 中学校教育と博士号で教育の修士号を取得しました。ハワイ大学マノア校のカリキュラムと指導で。彼女の博士研究は、新しい教育者を支援することに焦点を合わせていました。研究と実践におけるケイティの経験は、学生の学習方法を変えたい場合、教育者の学習方法を変えなければならないという信念を導き続けています。

  

 他にも、トップクラスの教育者が参画しています。


◇シリコンバレーの有力者も投資

 フェイスブックの創設者のマーク・ザッカーバーグも、この学校の教育システムが、これからも先、アメリカが世界を先導するために必要と感じ、1億ドルを投資しました。


 この学校の創立者のMax Ventillaは、Googleのような世界を変え、巨大な規模になる事を探している中、この教育システムを思いつきました。


 ボランティアではなく、将来有望なビジネスとなることが、巨額の投資を呼び、最高の教育環境を構築することができます。


 アメリカは、国や行政ではなく民間企業だからこそ、理想を実現できる国です。

 社会的な意義があることも、民間企業がひっぱっていきます。


 ハーバード大学はアメリカ最古の大学なので一位となったわけではなく、最高レベルの教育を自由に実現できたことに、一位であることを継続し続けることができています。


 この学校は、日本で言うと小中学校のイメージですが、トップクラスとなる可能性を秘めた学校です。

 

USA学校教育&起業思考に関する情報:MCIC Think Solutions

カリフォルニア州に拠点を置くM-Cross International Corporation(MCIC)が、国際ビジネスを目指す方のために、アメリカ学校教育や、アメリカ起業家のマインドなど、アメリカで活躍するための思考や能力などの情報を発信するサイトです。

0コメント

  • 1000 / 1000